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全宝協技術研究室は20数年前から活動を開 |
《顕微ラマン装置とは》 ラマン分光分析とはラマン効果(単色光を物質 にあてて散乱させる時、散乱光のうちに、その物質 に特有な量だけ波長が変わった光が混ざってくる 現象)を利用して物質の同定や分子構造の研究 を行う手法です。特に顕微ラマン分光法はレーザ ーの高い空間分解能を利用して宝石内部の微小 領域の分析を行う事が可能です。 宝石内部の固体インクルージョンの同定が宝石 鑑別において重要なことはいまさらいうまでもありま せん。また、ネガティブ・クリスタル中の流体包有物 も母体である結晶の生成起源を物語る重要な指 標となります。 従来の分析法では宝石内部のこ れらについては分析が不可能でしたが、顕微ラマ ン装置は非破壊でこれを可能にします。したがっ て、宝石の天然・合成の鑑別はもとより、場合に よっては産地同定等にも有益な情報を与えてくれ ます。 その他、エメラルドにおける含浸物質の分析、こ はく類などの有機物質の鑑別、GE処理の看破な どの応用に期待できます。 精度の高い分析機器は確かに多くの情報を与 えてくれます。しかし、そのデータが有効に利用で きるかは技術者側の問題です。より、豊富な関連 知識と未知なるものに立ち向かう姿勢を融合させ てこそ、新たな成果が得られると認識しております。 |
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